- 木村泰司、死去のお知らせ -
西洋美術史家・木村泰司は、2020年9月13日に死去いたしました。
二カ月ほど前より体調を崩しておりましたがコロナ禍のため通院がままならず、容態が急変し逝去致しました。
長年にわたりアメリカ・ヨーロッパにて西洋美術史を学び、研究を重ねて帰国後、皆様の御支援・御賛同を頂き、講演並びに執筆活動を続けて参りました。今後、より大きく飛躍するものと期待されておりましたが、あまりにも突然の死を迎えてしまい、ご家族を始め関係者一同驚き茫然自失の状態のまま、四十九日を迎えました。
木村泰司の軽快なトークはもう聞けなくなりましたが、彼の言葉やメッセージは、書き記した多くの執筆本の中に生き続けることと思います。くしくも、最後の絶筆となりました「名画はおしゃべりー酔っ払いから王侯貴族までー」(ワニブックス)が9月17日に発売されました。木村泰司の書籍につきましては、引き続きご愛顧の程宜しくお願い申し上げます。
最後に、今まで木村泰司に関わり応援して下さった全ての皆様に、心よりの御礼を申し上げます。なお、この御時世ですのでお別れの会、香典、供花等、ご遺族の意向によりすべてご辞退申し上げる次第です。
2021年3月10日をもちまして、この木村泰司HPは終了させて頂きますので、ご了承の程何卒よろしくお願い申し上げます。